聖☆おにいさんから引導(2)

《イエス編》
▼ 山派
サタンに誘惑されたり(これは荒野?)、「貧しき者は幸いである…」と説教したり(山上の垂訓)、寝たり(オリーブ山)…まあ海派では絶対ないわな。

*山上の垂訓教会はホントにきれい。

▼ 粘土の雀
イエスが幼い頃、安息日に粘土で雀を作った。そのことをヨセフに咎められたイエスが「行け!」と声をかけると雀は飛び立った。

▼ 根比〜べ
ローマ法王を決める選挙を「コンクラーベ」という。

▼ ガリラヤ
イエスが宣教したイスラエル北部地方。水面を歩いたり、暴風を静めたりしたガリラヤ湖が有名。もともと住んでいたナザレなども含む。

▼ るるど
フランス・ピレネー山脈麓の村「ルルド」。聖母マリアのお告げにより泉ができ、いろいろな病気を治したことで有名になった。

*長崎五島列島・福江島にはここから汲んできた水で作った(?)泉がある。
五島列島も隠れキリシタンの様子がよくわかる。

▼ ゲッセマネ
ヘブライ語で「油絞り」。当時はオリーブ林だった。イエスは祈りのため頻繁に訪れていた。
最後の晩餐の後、イエスはここに来て血のような汗を流し、祈った。

*教会にはイエスの祈った岩がある。

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聖☆おにいさんから引導(1)

聖☆おにいさんから引導(1)
《ブッダ編》

▼ 最上の牛
ブッダの本名、ガウタマの意味。シッダールタは「目的を達した者」。

▼ はじめの7歩
ブッダは生まれてすぐ7歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言った。

▼ 金の鹿
ブッダの前世らしい。

▼ (歯)×40
外見でわかる仏の特徴の一つ(大きな特徴32、小さな特徴80)。常人は32本だがブッダは40本の歯があった。

▼ うらぼんえ
盂蘭盆会と書く。「逆さ吊りの苦しみを救う」という意味。先祖の霊の里帰り。お盆。

▼ 阿羅漢
尊敬を受けるにふさわしい聖者のこと。羅漢とも。

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『きのう何食べた?』第③巻

『きのう何食べた?』第③巻
(よしながふみ・講談社・\562)

いつも凄いね筧さん。
こりゃ気の利いた定食屋もビックリだわ…と毎回思う。
手間のかかるレシピは一つもなくて全部オウチの味。

これだけ副菜を作れる(レパートリーがある)のもスゴイ。
私は一汁二菜だな…それ以上やると続かない。あればいいってわかってはいるのだけど。

読んだ後は品数が増える(笑)。
向田邦子に引き続き、使えるレシピ本である。

ちなみに、あるもんで作ろうと思ったら、一昔前の料理本が◎。

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『ゼロ』

『ゼロ』
(藤田貴美・幻冬舎・\900)

この人の描くテーマを「父性の呪縛からの脱却」(というニュアンス)で捉えたのは三浦しをんだったかしら。
『SHIMAVARA』が強烈に印象に残ったのでこれも手に取った。

主人公は隻眼の運び屋ザング。運ぶのは2人の人間。
読んでいくうちに、皆の出自が明らかになっていく。伏線はいっぱい張られているのに、素直に騙されてしまった。
ザングのエディプス・コンプレックス克服(兄だけど)を後押しするのは“母性”である。この女王の意図だけがよくわからなかった。説明する描写はあるけど、そんだけのことで…?って感じやし。

ま、メデタシメデタシなのでよかった。

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あの頃の“続き”

最近、立て続けに続編を読んだ。

『蒼天の拳』(武論尊&原哲男・集英社)
…言わずと知れた『北斗の拳』の続編(と言うより前日譚)。
ケンシロウがその名をもらった、リュウケンの兄のお話。舞台は1930年代の上海。日本で平和に暮らしていたリュウケン兄弟だが、兄は再び大陸に渡った…。

何せ整骨院にあったやつだから読んだのは最初の三冊だけ。
北斗神拳健在。ユリアみたいな人もいるし…あんまり笑えない(ゴホゴホ)ギャグが増えている。

てゆーか、今さらだが『北斗の拳』て日本が舞台だったんか!って感じ。全く別の世界だと思ってたしなぁ…。

もう一つは、
『月の夜 星の朝 35ans』(本田恵子・集英社)
…遂に少女漫画界にも続編の波が…!
私が小学生の時(80年代)は集英社全盛期。ジャンプとりぼんは必読だった。いや懐かしー! 本編は最後に結婚する、というコテコテのラストだった。

少女漫画の「続き」は面白い。「お姫様と王子様はいつまでも幸せに暮らしました」なんてことは絶対ないし、この作品もしょっぱなからいろいろあるわけだが、ベタな展開だなぁと思いながらもやっぱり読んでしまう。
ちなみに私はりおも遼太郎もキライなタイプ。昔から。

少年漫画の続編は、どうしても二番煎じな感が否めない。時間が経ったからといって「闘い」の構図なんてそう変わらない。
元々、二者が目指してきたものが違うから、向き不向きがあるのはしょうがないけど。

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『少女漫画』

『少女漫画』
(松田奈緒子・集英社・\880)

ドラマ化したのねー。
この作者の作品はどれもハズレがない。
『ベルサイユのばら』、『ガラスの仮面』、『パタリロ!』、『あさきゆめみし』、『おしゃべり階段』…それぞれの作品をホントにうまいこととりこんでいる。ちなみに元ネタ知らないのは『おしゃべり階段』だけだ…。

ストーリーが派手なのはやっぱり『ベルばら』。好きなシーンはどこか、と主人公たちが言い合うところがある。私はオスカルが階級章をむしりとるところかしら。好きなセリフは「武官はどんなときでも感情で行動するものじゃない!」(byアンドレ)。
ちなみに、主人公が34歳なのも意味あり。マリー=アントワネットやオスカル、フェルゼンは1755年生まれ。革命勃発時の1789年は34歳なんだな〜。ちょうど新卒時に超就職氷河期だった世代ともドンピシャ。

でも『ガラスの仮面』が一番かな。姫川亜弓が主役で、“努力の人”のサイドストーリーになっている。
本当に努力したのはどっちなのか…。

地味だけど『あさきゆめみし』もヨイ。
「女はすべての姫になれなくても 六条御息所にはなれるのだ―」
確かに。怖っ(°Д°)

『パタリロ!』はちょっと消化不良な気もする。話は面白いんだけど、パタリロである意味は?

非常に良くできた連作集。
まとめて読んだら更に◎。

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『荒呼吸』

『荒呼吸』
(松本英子・講談社・1〜2巻)

今、モーニングツーで最も楽しみなマンガ。

何もかもが斬新(当社比)。もし同じクラスだったとしても仲良くならないだろうなあ…というくらい、思考回路や趣味嗜好がかけ離れていて(私イヌ派やし)面白い。
今なら仲良くなれそう。

最近、コミックエッセイが大ハヤリである。本屋にはズラリとこの手の本が並んでいるが、基本的な絵がダメ、とか中身がない、といったものが多い。
珍しいシチュエーションにいる人ならとりあえず書いとけ、みたいなカンジ。

普通の日常をいかに読ませるかがエッセイだと思うのだけど。

この作者のように。

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発酵ってスゴい

『もやしもん』8巻(石川雅之・講談社)

今回はビール。相変わらず教科書レベルの知識が詰まっとります。
醤油とかワインとか…最近“○○の巻”みたいになってきたので更に良し。

思えば7巻は昨年12月、関空の本屋で購入したんだった。

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『BILLY BAT』

(浦沢直樹+長崎尚志・講談社・既刊1巻)

最新作。
一緒に『PLUTO』最終巻が並んでいたけど、知らない間に買わなくなっていた(汗)。

舞台は昭和24年。下山事件に巻き込まれた日系漫画家ケヴィンは…。

早速逃げてます。

おぉ、Dr.テ●マ…。
現代はストーリーが組み立てにくいのかな。でもまあ何にせよ、好きな時代だし今後の展開が楽しみではあります。
終わりかたもね。お願いやから私を納得させて!

(゜ロ゜; そう言えば『ヤミの乱破』ってどうなったのかしら?

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久々にマンガ話

『死化粧師』(三原ミツカズ・祥伝社・1〜5巻)

雑誌の方で最近読み始めたのだけど、ブック○フで珍しく1巻を見掛けたので買った。

エンバーマーのお話。
最近(と言ってもちょっと前)『おくりびと』が話題になってからエンバーマーも注目されているみたいだ。

アメリカでは弁護士と同じくらいの地位とか。
そりゃまあ医者並みの知識が必要だし、何よりも土葬だからこその技術なのだろう。

自分なら…まあどのくらいの人がお悔やみに来てくれるかはわからないけど、こざっぱりとした格好でお会いするのが礼儀かなあとは思う。
病気かもしれんし、事故かも(階段から落ちるに違いない)しれんけど…そうしたらエンバーミングしてほしいなぁ。

しかしポピュラーとは言うけど、どのくらいの人が利用するものなんだろう。

明日聞いてみよう。

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ホラー系?マンガ

久々に静かな休日を迎えられたので読書。
友人から借りた2シリーズを読破した。

『黒鷺死体宅配便』(作:大塚英志・画:山崎峰水 角川書店)
死者の声を聞いてその最後の望みを叶える…という一話完結のお話。
イタコ・ダウジング・ハッキング・エンバーミング・チャネリングと役割分担ができていて、色んな事件を解決?していく。
巻が進むにつれて死体が動き始めちゃったりするのが惜しいところだなー。

ホラー系はあまり持ってないからなかなか新鮮。

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聖☆おにいさんの福音(2)

《ブッダ編》
▼ カーシーブランド
カーシーは当時最もイケてた都市。今で言うとこのパリかミラノ?
ブッダはカーシー産のものばかり身に付けてたらしい。

*王子だからね。

▼ 降魔成道
誘惑を退けて悟りに達する姿。

▼ クシナガラ
ブッダが入滅(死去)したところ。豚肉(あるいはキノコ)にあたったらしい。
仏教四大聖地の一つ。

▼ 水桶返し
人を困らせて喜ぶ困ったちゃんラーフラに指導した話。
桶に汲んだ水で足を洗わせ「この水が飲めるか」と聞いた。もちろん飲めないと答えたラーフラに「お前もこの水と同じ、初めは清かったが汚れてしまった」と水桶を蹴とばして叱責した。

▼ ディーパンカラ
燃燈仏。ブッダの過去世で、転生を繰り返した後に「釈迦如来」になるという予言をした人。
この人も仏陀。

*ブッダ=人名
仏陀=悟った人・覚者
です。

▼ 元スメーダ
スメーダはブッダの過去世の名前。ディーパンカラに弟子入りした。

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聖☆おにいさんの福音(1)

第3巻発売記念(遅いけど)。恒例Tシャツ解説。

《イエス編》
▼ 大工の子
イエスの育て?の父ヨセフは大工さん。

▼ 銀貨30枚
イエスの13番目の弟子ユダは、銀貨30枚と引き替えにイエスの居場所を教えた。
▼ ダヴィデ
古代ヘブライ王国2代目の王。ソロモンの父。
ゴリアテを倒したことやミケランジェロの彫刻で有名。

▼ やっぱりロバが好き
エルサレムに入るとき、子ロバに乗ったらしい。

*子ロバって…小さいよなぁ。

▼ アララト
現在のトルコ東部にある山。標高5137m。
ノアの箱舟が大洪水の後流れついたらしい。

▼ 刑事ポリス
ホントは「デカポリス」。イエスがいろんな奇跡を行ったガリラヤ湖周辺のこと。

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アメリカンフード

『アメリカまるかじり』(MON・学研)
を読んだ。
もともと「英語耳&英語舌」に連載されていたもの。雑誌は一回買ったけど、ちょいと簡単すぎたので英語の先生にあげた。コンセプトは良いと思う。

タイトル通り、アメリカの食に関するコミックエッセイ。NYをベースにしているがBBQやアーミッシュについての記事もある。

掲載誌ゆえに英単語もたくさん。知ってるようで知らない言葉が多いので読んでて楽しい。何たって食べ物だし。

レシピもついてる。超定番のアメリカ料理。
マカロニ&チーズ、スロッピージョー、ライスプディング、ラトケス…ざっと23種類。
分量がキッチリしてないのが私好み。

早速ニューヨークチーズケーキを作った。
材料をミキサーで混ぜて焼くだけ。メレンゲも必要なし。私好み。
1日寝かした方がいいらしいので只今休憩中。見た目はごくフツー。
さてお味は…?

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『タンゴの男』(岡田屋鉄蔵・宙出版)

ジャケ買い?して、読んでビックリ。

…BLじゃん!

どう見てもボーイじゃないからMLか。

いやー、初めてBLのコミックス買いました。
初めての本屋さんで、通りすがりに。
思えば20年近く前、友達に見せてもらった同人誌に衝撃を受けて以来(聖闘士星矢モノだったよーな)、あんなに訪れる本屋でも件のコーナーは「ひょええひょええ〜」と避けてきた。

でもまあパタリロとか好きだから、まったく避けていたわけではないのだけど。
最近、BLが市民権を得ているなあ、とは思っていたが…いやはや。

まず題材が良い(アンジーが一人練習してるシーンなんてカッチョ良すぎる)。
女性キャラが魅力的(あまりに筋肉質なので最初男かと思った)。

欲を言うと、マッチョすぎかなぁ…私はガチムチが好みなんですが。

フツーに、続編が読んでみたいなあ、という作品でした。
ハードなシーンがなければ、青年誌で人気が出そうな感じ。

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オシャレって…?

『RUSH』(西村しのぶ・祥伝社・1〜4巻)

うーん。
この人の作品て、『ライン』も『アルコール』も軽ーく読めて嫌いではない。
しかしコレは何だ。

(*以下ネタバレ注意)

のっけから犬泥棒。
ドラッグ(たぶん)。
浮気。
不倫。

設定はまあ少女マンガだし、深く考えないようにしよう。
30過ぎの×2の歯医者が女子高生と付き合うか、とかK女(六甲の女子大)ってそんなに名門なのかとか。
特に後者は国立を蹴ってまで行かずとも…と思う。一人暮らしをせないかん国立なら地元の私立に行った方が安上がりだが、りっちゃんが受けたのはK戸大だろ?
権力者の「推薦」(試験ではない)でさらっと入れるガッコを名門と呼んでいいのかなぁ。私が知らないだけでK應とかJ智にもあるのかしらん。

そして尻軽(昭和の言い回しだがピッタリ)な主人公。
イトコ、歯医者の先生、その先生の友達…。

コレって「オシャレ」なのか?「殺那的」だとでも?
似たような友人がいる。パンツを履くヒマがないような友人が。好きでやってるからまあ良いのだが、オシャレだとはとても思えない。

最初は『タ○チ』みたいに、自立の話かと思ってたんだけど(タッちゃんは昔っから南ちゃんのことが好きなんだが、一緒にいすぎてわからなくなって、ヨソ見をしてみる→気持を再確認)…バブルの洗礼を受けるとこうなっちゃうのかね。

ま、完結はしないだろうから心配することもないんだけど。
あーでもこの人の作品、‘当時流行っていたもの’を思い出して楽しいなぁ。

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長女の長女の長女

『結婚しなくていいですか。』(益田ミリ・幻冬舎)

タイトルで敬遠してたけど、読んだ。
そうきたか!って感じ。

すーちゃんよりも、さわちゃんの人生のほうがキョーレツだ。実家暮らし、祖母の介護…「長女の呪縛」だな。他人とは思えない。
この現状を打破するためには「結婚」しかないのか?てゆーか、そもそも何のために結婚するんだ?

…というようなことを考えさせられる一冊。

「女からのセクハラ」は時々、受ける(早く産まなくちゃ、というやつね)。
これ以上ない大きなお世話だと思うのだけど、どの人にも共通して「悪気がない」のが余計にタチが悪い。
割と仲良くしていた子に言われたときは呆気にとられて、何も言えなかった。私としたことが!
こういう人には私の考えなぞ絶対理解できない(しようとしない)から、今度は「私は産めない」とでも言ってやろうかと思っている。
その一言がいかに無神経であるか、ということを知ってほしい。そもそも超個人的なことなのに。
一体どういう顔をするんだろうか。

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ウチナーの話

『美童(みやらび)物語』(比嘉すすむ:モーニングKC・刊行中)

二巻はまず「糸満売り(イチマンウィ)」の話から。
「糸満売り」はいわゆる奉公。10歳前後で売られ、20歳ごろまでを年季としたようだ。男の子は漁師、女の子は下働きや魚の行商をする。
狭い島社会だから、奉公一つとっても場所が限定されている。本土に行くのは少数だっただろうし。行商でジュリ(遊女)売りされた姉と会ったりして貧しさが切ない。

ユタの話もおもしろかった。ユタは祈祷師である。宗教とまではいかないが、その占い?は結構な拘束力を持つ。戦時中はもちろん禁じられ、取り締まられた。
家族に何かトラブルが起こったときや病気のとき、ユタを買う。「対処のしかたが解らないもの」に対してクライアントを納得させ、何らかの方策を授ける。京極堂やアフリカのウィッチ・ドクターとよく似ているなぁ。
もちろん病気なんかに効くはずはないし手後れになったことも多々あるそうだが、当時は最新の医療を受けるなんて無理だっただろう。
作者も書いているがカウンセラーとしての役割が大きいみたいだ。

古きよき沖縄(今の沖縄も好きだが)の空気を感じられる作品である。

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今週は『GTO』sign03

借り物です。ドラマも観てません。予備知識なしのタイマン(笑)。

22歳にしてはソリマチ…年喰いすぎてないか?

(1)中学校の話だったんかー(高校だと思い込んでた)。
(2)真樹って誰sign02(調べた)
(3)新校長登場からちょっと…だな。それまでは面白いのに。

でも仕事を点数化→査定って、ホントにやりそうだよなぁ。実際「数値目標」なんて言い出してるし。
教育なんて計りようがないモノを無理矢理どうにかしようとするから歪みがでてるのよ。

ちょっとグチ。
去年までは毎日が『ごくせん』で『ルーキーズ』だったけれど、楽しかったなー。
今年はある意味ラクだけど…手応えがない。今ドキというか。

さて明日からまたガンバロー。

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『20世紀少年』読破!

さて毎週恒例となったイッキ読み、今週は映画も公開の『20世紀少年』。
コミックスを買い続けていたけど、やっぱり前半1/3くらいはホント面白い。
…が、途中からワケわからんようになってもう誰が誰だか区別がつかなかった。
フクベエとヤマネって似てるしな。小学生のとき。

ラストに衝撃を受けすぎたので長らく放置してたのだけど、「カツマタ君」の痕跡を探す何とも崇高な目的があった。

途中までは同僚とストーリーの復習&確認したりしてたんだが。

カツマタ君、実体出てこないやん。しかも整形疑惑まで!伏線ナシはどう考えてもズルイわ〜。

一番良い演出なのは8巻の「ひみつ集会のおしらせ」。初めて読んだときはホントに心臓がバクバクいった。

しかし全体的にボンヤリした印象なのは(MONSTERに比べて)、脇役のキャラがあまり立ってないからかな。浦沢作品としては珍しい。
トヨエツオッチョ、格好いいんだろうなあ…。

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スラムダンク読破!

『スラムダンク』(井上雄彦・全31巻)
…やっと読み終えた。6時間くらいかかったしらん。
自分でも意外なのだが、最後まできちんと読んだことがなかったのである。モロ世代なんだけど。

こないだの名ゼリフ大全を見ていて読みたくなって大人買い。
ありがとう全巻ドットコム。
本屋で買うには重いしねえ。

連載当時もジャンプ買ってたのだけど、いつのまにか遠ざかっていた。何で買わなくなったんやろ。

でも読んでいるとどんどん記憶が呼び覚まされて楽しかった。
ミッチーが復帰してきてからは覚えてない。…てことは8巻あたりか。めっちゃ初期しか知らんのやなー私。湘北練習試合しかしてないし。

通読するとやっぱり強さのインフレは感じる。ピッコロ→フリーザ→セル→ブウだ。
でも高校生だしまるっきり現実味がないわけでもないからなぁ…。

噂?の「第一部完」だが作品としてはこれがベストだと思う。これ以上やってもジャンプでは面白くないだろうし。

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甲子園の☆ 2コめ

高校野球を題材にしたマンガは多い。
『ドカベン』(アニメ好きだったなぁ)、『キャプテン』、『タッチ』(大人になってから読み返すとまた深い)、『甲子園の空に笑え!』(うーん名作)、『MAJOR』…いろいろあるけど、今一番熱いのは、

『ラストイニング』(中原裕著・小学館)

でしょう。
私はこれを読んで初めて野球の面白さ、もっと言うと高校野球の面白さを知った。もともと嫌いではなかったのだけど、それまでの作品は一対一の対決だったり、とにかく練習したから勝てた、って感じのものが多いのだが、これは違う。

主人公が選手ではなく監督。
左脳をフル回転させるような緻密な組み立て。頼れるんだか頼りないんだか読めない高校生。自分ができないもどかしさ(そうそう、そうだよな〜、と思うところがイッパイ。答えを教えるのは簡単だけど、それだと成長しないんだよな〜)。
そして「勝たなきゃ意味がない」。

読んだだけで監督できそうな気がするからフシギ。チャンスないけどね…あったら広岡真理子だな(←マンガが違う)。

とにかく、本県代表にもぜひ勝ってほしい。
のびのびと、とか悔いのないように、とかやめてな。

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別冊宝島 マンガ「名ゼリフ」大全

…思わず買ってみた。
古今東西の名ゼリフのオンパレード。
ちょっと片寄ってるけど…面白かった。

やはり多いのはスラムダンク、ジョジョ、NANA…中でもスラダン断トツですな。
超有名なやつはないけど(いやジョジョならURRRRYとかか?)、毎回のように名ゼリフが出てくる。だから意外と北斗の拳とかは少ない。
…全部集英社やん。
メッセージ性強いなぁ。今更だけど。

☆私の選ぶ名ゼリフ

「我が生涯に一片の悔いなし!!」(ラオウ:『北斗の拳』)
…いやもう、あまりにもカッコ良すぎる。死ぬときはこうありたいもんです。Tシャツ持ってたなぁそういえば。

「そもそも 自分のやりたい事があらかじめ社会に職業として用意されてるわけないと思いますが?」(藤井ミナミ:『サプリ』)
…その通り。どんな仕事にもイイ事もあればヤな事もある。「やりたい仕事」だけを求めるのが良くないよなぁ。

「ここまでだと思ったとき もう一歩ねばれ」(宗方仁:『エースをねらえ!』)
…これは載ってなかったけど、部活をやってたときは合宿や試合でよく頭に浮かんでた。テニス部じゃないけど。

他にも、『ブッダ』とか(当たり前だが)サイバラとか名言ばっかり。
しかしちょっと悲しかったのは恋愛系の名ゼリフを洩れなくケッ!と思ってしまうこと。高校生くらいまでに読んでたやつはあぁ〜そうだよなぁ〜とか思うんだけど。

あースラムダンク読みたくなっちゃった。

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聖☆おにいさんに五体投地(2)

《ブッダ編》
▼ 天上天下
単純に意味は「全世界で」。「唯我独尊」は「私が最も尊い」。ブッダが生まれたとき、天と地を指して言ったとされる言葉。

*たぶん「唯我独尊」Tシャツもあるんでしょう。

▼ ラーフラ
ブッダの息子。「障碍」の意。

*意味的には「足枷」みたいな感じかな。

▼ 梵天
創造神ブラフマンのこと。ちなみにブラフマンは宇宙の全ての根源をいう。

*ヒンドゥー教の主神だけど、仏教にも取り入れられています。

▼ 白カラシの種
自分の子を亡くし、嘆き悲しんでいるゴータミーという女がいた。子を生き返らせてほしい、というゴータミーにブッダは「村を回って、今まで死人を出したことのない家から白芥子(けし・からし)の種をもらってきなさい」と言った。
ゴータミーは死が覆せないものだということを悟った。

▼ 竜王ムチリンダ
瞑想するブッダを、頭上にトグロを巻いて雨から守った。

▼ カンタカ
ブッダの馬。これに乗って城を出た。

*作中で1コマ「カンカタ」になってるのはご愛嬌。

▼ 出家しました。
出家とは、世俗を絶って仏門に入ること。

…今回は(ネタバレ)、UFOキャッチャーで取った人形にカンダタと名付け、なおかつ部屋の電灯のヒモにつけたのがめっちゃツボ。
こういうのがいちいち面白い。

そういえば「夢」ってどっちのなんだろうなぁ。

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聖☆おにいさんに五体投地(1)

祝2巻発売。
というわけでTシャツ解説。

《イエス編》
▼ 善いサマリア人
あるユダヤ人が強盗に襲われた。強盗はその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。
そこへユダヤ人の祭司が通りかかったが、無視して通りすぎた。同じようにレビ人も無視して通りすぎた。
ところが当時蔑まれていたサマリア人は傷を手当てしてやり、宿屋に連れていって介抱した。翌日宿屋の主人にデナリ銀貨を2枚渡し「この人が治るまで介抱してください。費用が足りなければ帰りに払います」と言った。

*「隣人愛」の説明に出てくるお話。

▼ アブラハム100歳
イスラエル民族の祖先で信仰の父とされる。
神ヤハウェはアブラハムとその子孫にカナンの地(パレスチナ)を与えた。また信仰心を試すためアブラハムの一人息子イサクを生贄として捧げるよう命じた。
祭壇を作りまさに殺そうとしたとき神はそれを止めてアブラハムの固い信仰心を褒めた。

ちなみにイサクはアブラハムが100歳のとき、90歳の妻との間に生まれた子。

*神様やりたい放題ですな。アブラハムもか。

▼ ベロニカ
十字架を背負ってヴィア・ドロローサを歩くイエスの血と汗を拭うためベロニカという女性がハンカチを差し出した。
そのハンカチにはイバラの冠をかぶったイエスの顔が写し出されていた。

*実は新約聖書にはこの記述がないので真偽はアヤシイそう。
作中のネタとシンクロしてますね。

▼ サロメ
ユダヤ王ヘロデ・アンティパスの娘。舞の褒美として、洗礼者ヨハネの首を求めた。

*他にもいくつかありますが。

▼ バベル
ノアの子孫たちはバビロニアで天に届く高い塔を造ろうとしたが、怒った神様は人々の言葉をバラバラにして意思の疎通を出来なくした。

*これも作中のネタとシンクロしてる。秀逸。

▼ 知らない×3
最後の晩餐の後、イエスはペテロに「今日、鶏が鳴く前に三度私を知らないと言うだろう」と言った。
ペテロは否定したが、イエスが捕まってからは自分も罪人になることを恐れ、やっぱり知らない、と言って逃げた。

*ペテロはこの後、ローマに布教に行ってネロの迫害に遭い、殉教した。

…ふう。
長いなぁ。

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聖☆おにいさんに祝福を(2)

《ブッダ編》
▼ 南無三
南無三宝の略。南無は「帰依する」、三宝は「仏・法・僧」のこと。

▼ 仏顔×3
「仏の顔も三度まで」。

▼ シャカ族
ブッダはシャカ族出身。

▼ シッダールタ
ブッダの本名。ガウタマ=シッダールタ。

▼ ニルヴァーナ
全ての欲望から自由になり、穏やかな境地。涅槃。

▼ スジャータ
苦行時代、断食を終えたブッダに乳がゆを差し入れた少女。

▼ 法華経
ブッダの教えをテキスト化したもの。漢訳では鳩摩羅什の「妙法蓮華経」が最上。

▼ 白い象
ブッダの母は白い象が入ってくる夢を見て懐妊し、右脇からブッダが生まれた。
*「右脇」Tシャツはブッダが着てもいいんだなぁ。

▼ ダンマパダ
ブッダ語録。仏典の中ではもっとも古い。法句経とも。

▼ バラモン
仏教成立以前のバラモン教における司祭。

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聖☆おにいさんに祝福を(1)

2巻がもうすぐ出る。楽しみだ。

この中に出てくる小ネタ、なかなかマニアック?なものが多い。
倫理が結構好きで、ブッダをよく読んでいた妹も「キリスト教関連はわからん」とのこと。

とりあえず、Tシャツの解説をしましょう。まずはキリスト教。
…これで先日までの怖い話も浄化されるはず。

《イエス編》
▼ ジーザス
イエスの英語読み。

▼ ヨシュア
一)カナン(現在のパレスチナ)を侵略・征服してユダヤ人の領土とした人物。
ユダヤ人に一番多い名前でもあるらしい。
二)イエスのヘブライ語読み。

▼ 父と私と精霊
三位一体説。父なる神、その子イエス、聖霊は等しく尊く、その実体は同じという、キリスト教の中心教義。
*「精霊」だと天使になってしまうのだが…(「聖霊」は目に見えない不思議な力)

▼ アーメン
「その通りです」の意。お祈りや讃美歌の後に言う。

▼ ミレニアム
千年紀。1000年の単位としても使われるが、キリストが新たな1000年を支配するという「千年王国」を意味する。

▼ Mike is not ambitious
「Mike」は大天使ミカエルのこと。モーセに十戒を渡したりしている。
「ミカエルはやる気がない」くらいの意味だろうか。…言い過ぎかなぁ。

▼ 13
イエスの13番目の弟子ユダが指名手配中のイエスの居所を教えてしまい、逮捕・処刑された。

▼ 右脇
降架のとき、死亡確認のため刑吏が槍を突き刺した。

▼ サムソンとデリラ
旧約聖書「士師記」。
サムソンはイスラエルの民を救うため、神に選ばれたナジル人(びと)として髪の毛を切らないという条件で怪力を授けられた。ライオンを引き裂いたり、ロバのアゴ骨で1000人のペリシテ人を打ち殺したりした。
しかし美女デリラに惚れて自分の弱点をバラしてしまい、ペリシテ人に捕えられてしまう。
目をえぐられ牢につながれたサムソンは神に祈って力を復活させ、柱を倒して建物を倒壊させて多くのペリシテ人を道連れにして死んだ。

▼ 東方三博士
イエスの誕生時にやって来て拝んだ。

fish(魚)×2 bread(パン)×5
イエスが説教を行ったとき、5つのパンと2匹の魚を5000人に分け与えると全員が満腹となり、更にパンは12カゴも余った。
*イエス、キリスト、神の子、救い主の頭文字がギリシャ語で魚になるため、シンボルとして使われた。

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70年代のこと(2)

もう一つの70年代は、
『フランス窓便り』(田渕由美子・集英社)
である。
何故このチョイスか。70年代と言えば、24年組と言われる御大たちがドラマチックな作品を世に送り出していた時代。その狭間を縫ったような「乙女ちっく」の漫画である。

この時代の「憧れ」がよくよくわかる。
タイトルからして「フランス窓」だもの。どんな窓だか未だに分からないが、なんとなくそういうだけでオシャレな雰囲気を醸しだせるから凄い。舶来ものに弱い日本人だし。
もちろん当時の住宅事情-東京で独り暮らしの学生の-は四畳半風呂なしトイレ共同が当たり前だったようだ。余談だが友人は90年代にこのテのアパートに住んでてたまげたことがある。
主人公たちはフランス窓のある家に住み、朝ごはんにはカフェオレを飲んで出かけていくのだ。
何たって乙女ちっくだから「かーーーッ!」と叫びそうになるほど尻こそばいストーリー、せりふ回し。
でも浪人するのってわりとフツーだったんだなとか(NHKアーカイブスでも見たことがある)、「婚約」というものが非常に大きな意味を持ってるらしいとか(今は日取りを決めてから式までのわずかな期間だよな)…時代を考察する重要な資料だ。

私は「りぼんっ子」だったが、有関倶楽部とこいつら100%伝説とちびまる子ちゃん(初期)が好きだった。いや今でもだけど。

好きだ嫌いだの話は「ケッ!」と鼻で笑っていたが、一応読んでいた。少ない小遣いで買ったりぼんをムダにはできぬ。
そこで「高校生になったらこんなんなのか〜」と、恐ろしいことに「刷りこみ」が行われていたのだ。
もちろん、その通りになぞならなかったが。

改めて、少女漫画の奥深さに気付いた次第である。

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江戸モノ

『耳かきお蝶』(湯浅ヒトシ・双葉社)
耳かきに江戸と、私の好きなモノがコラボしているではないか。新聞に書評が出ていてへえ、と思って読んでみた。
コメディである。登場人物たちは面白いほどに収まるところへ収まってゆく。ほとんど一話完結なので色んな人が出てくるしまたリンクしたりして楽しい。
蘊蓄も程良いし。

江戸モノというと杉浦日向子先生のが有名すぎるが(『二つ枕』の湿り気も良いが『百日紅』も面白い)、ホント色々ある。
『JINー仁ー』もそうだし『さくらん』も『パタリロ』の波多利郎シリーズも。

でも、みんながシャキシャキ?してるお江戸より、『難波鉦異本』の、ネットリしたナニワが好きだ。
「江戸の難波モノ」ないかなあ…。

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久々にマンガ読み。

たまには読書記を。

『JINー仁ー』11巻(集英社)最後の方で少し動きが出てきた。
ストーリー上『RONー龍ー』ほど長いのは無理だろうけど、もうちょっと読みたいなあ。
考証がしっかりしてるので面白いし(しかしペニシリン云々は読み飛ばす私…化学を勉強した事がないのでしょうがない。と思う)。あーでも、今月号のダ・ヴィンチで「田之助もこれから…」みたいに言ってたな〜。長編化か?

『NANA』19巻(集英社)
…最初の頃は面白かったのに…もう惰性で買ってるねぇ。結末を知りたいだけ。
頼むから、「一人で子供を産んで育てる」ことを是とするような描き方はしないでほしい。
どう考えても一般的にベストなやり方じゃないし。しかも(登場人物の)一人ならまだしも、複数て…。
冷静な判断ができない、コドモだらけの話だよまったく。これを「それもありだよねー」と思ってしまう10代が少なからずいることを知ってほしいもんだ。
作者の意図なんて100%伝わるわけじゃない。ただ単純に受け止める子どももいるんだけどな。

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安野モヨコ休業…

ビックリした。
イヤ休業にではなく連載の数に。そりゃ体壊すわ!いーから休んでください。
『働きマン』読めないのはツラいけども。

…あれだけ密度の高い作品を描いてたら、そりゃ消耗するだろう(*他の連載中のは未読だけど、これまでの安野作品から想像)。
美術畑の人曰く「(漫画は)絵は描ける。ストーリーを作るのが大変」なのだとか。凡人には逆に思えるけどね。
彼女はきっといろいろ描きたいものがあって、しかもキッチリ描くから余計大変なのに違いない。

もう少しセーブしてもいいポジションにいると思うんだけどな。

ところでこの場合、会社(アシさんたち)はどうなるんだろう。
現実的に超ワンマン会社である。社長なしでは立ち行かない。専属ってことはないだろうけど、むずかしいよなあ。

とにかく、新聞連載を除いて無期限休養…らしい。恐るべし新聞。西原理恵子も鴨ちゃんが亡くなった後、一番に再会したのが『毎日かあさん』だった。
リフレッシュしてもらって、また『働きマン』が読める日を楽しみにしていよう。

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「汚部屋」脱出

『片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術』(池田暁子・文藝春秋)
…飲み会の前に久々に紀伊国屋に行った。やっぱり層が厚いなー。近所の本屋(大きい)にはないブツがいっぱい。

これはコミックエッセイ。how to本というわけではない。「実録!」なんだろう、たぶん…。

かくいう私も「片づけられない女」として家族からは非難と冷たい仕打ちを受けている。
…がッ!私の部屋なんて全然キレイ!「汚部屋」なんかじゃない!…この作者に比べれば、の話だけど。

「汚部屋」とは…
(1)家の中で真っ直ぐ3歩以上歩けない
(2)フトンが水平に敷けない
(3)全巻揃っているはずの漫画が何冊も見当たらない

さすがにこんなことはない。
結局のところ、「捨てる」に尽きる。たまっていく新聞や雑誌をこまめに処分すること。私の場合はこれだけやれば相当片付く。
苦手なのは洋服の処分。
まあ捨てるしかないんだけど。

台所が汚いのは嫌なので片付けてるしなぁ。

とりあえず新聞くくろ…。

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上方の匂い

『難波鉦異本(なにわどらいほん)』(もりもと崇・少年画報社・今のとこ2巻)
何年か前にダ・ヴィンチで紹介されていた。遊女モノだったので買ってみたのだけれど、アタリ。
実在の遊女の名前と場所、時代を借りてストーリーはオリジナル。単なる悲恋とかエロではない、時代の「匂い」のする漫画である。大阪弁のせいかもしれないけど。

吉原と違った、ぬるい新町が舞台なのも楽しい。何でもアリなんだな昔から、ということを再認識できる。
余談だが、関西ローカルのTV番組は「言ってもいい情報」の範囲が広い。芸能レポーターもわりと口が軽くなっている。「そんなん言ってええの?」と思ったネタが4〜5日後ワイドショーで流れたり。
…そんなことを思い出してしまう作品である。

とはいってもこれは何年も前に読んだもの。
最近は…

『鳴渡雷神於新全伝(なりわたるらいじんおしんぜんでん)』(小池書院・1〜3巻刊行中)
これは明治。『難波鉦〜』よりエンターテインメントだ。
でもどちらか、と言われたら『難波鉦〜』がいいかな。主人公凄すぎて(強盗・恐喝・美人局・殺人・脱獄…小藪のネタみたい)、ただ見てるだけなのだ。
しかし続きが気になる。
掲載誌は「刃」。どのへんに置いてあるんだろう?立ち読みに勇気が要るなぁ…。

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絶賛活動中(2)

『摩利と新吾』(木原敏江・白泉社文庫)
に挑戦。随分前に買っていたものだが。1977〜84年の連載だというから古い。
改めて読むと字が多い! たった8巻だというのにえらく時間がかかる。

肝心の内容は…かなりの少女漫画だな。登場人物の名前からしてもうスゴい。誰が誰やら…わからん。
しかしこの時代は好きだが、旧制高校に目をつけた作者はさすがだが、どうも少年愛は馴染めない…。結局叶わないんだけど、みんな熱い…いや暑い。
でも最近こういう精神論?的な漫画ってなくなってしまった。起こったことだけを追うのが増えたよな。

まあでもヨーロッパに行ってからは面白いと思う。摩利くんオトナになったら結構普通のイケメンになっちゃって。

しかし歴史をかじってる身としては「アレレ?」と思う箇所が。

ラスト。

新吾は軍医として従軍していたらしい(戦艦ぽいのに乗ってる)。
…が。終戦間際に主力艦が残ってたかとかインド洋に展開するだけの余裕があったのかとか、そういうことではない。

年齢である。

巻末の年表を見てみると、1910年旧制高校入学とある。ということは少なく見積もっても1893年生まれ。
とすると終戦の年には52歳だ。この年で徴兵されるわけない(〜45歳らしい)。士官学校でもないし。
事実、私のひいじいさんは1908年生まれ(推定)で役場勤めだった。
日中戦争には徴兵されたらしいが太平洋戦争には行っていない。しかも衛生兵だったから似たようなもんだと思うのだけど。

イジワルかなぁ。

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絶賛活動中

何がって漫画研究会。

いや〜みなさん読む読む。(笑)。今は大和和紀が大人気(当社比)。
そりゃ『はいからさん〜』は小学生当時私のバイブルでしたが。意外と海外って近い、と思わせてくれた作品かも。

ギャグなしなら『ヨコハマ物語』がNo.1じゃなかろうか。
綺麗にまとまりすぎてるきらいはあるけど、かなりドラマチック。
主人公たちは2〜3回死んでてもおかしくない。港で溺れたりアメリカ横断(しかも往復)したり天然痘に罹ったり。

これ、二夜連続とかでドラマ化しないかなあ。脚本練ったら絶対いける。
正月にありそうな感じだ。
もしくは朝のテレビ小説。

『あさきゆめみし』も貸し出し中。
昔源氏がセンターに出て以来、受験生の間で読まれてるんだとか。直訳だし何よりも人間関係が把握できる。
与謝野晶子も瀬戸内寂聴も未読だが、コレ読んでたらいつか挑戦できそう。
疑問が一つ湧いたので明日専門家に聞こうっと。

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『有閑倶楽部』ぅ〜

日テレらしく、漫画ソックリに仕上げようとしているみたい(美味しんぼを思い出した)。人はあんまり似てないけど、雰囲気とか家とか…。男山が一番似てるか。

でも完っ全に魅録に片寄ってるよ(泣)。オイシイとこだけ持ってくねぇ。いきなり救急車で登校する清四郎には笑ったけど、彼はキャスティングからしてギャグだからなぁ。しかしキモい…しゃべり方。
どうせなら「修二と彰」くらいツートップにしてほしかったなぁ。もうあのヅラで美童は論外。

一応ギャグありアクションあり。でも初回くらい原作通り完全にやってほしかった…。

私なら一発目は「池のコイ」やるね。1巻のエピソードは繋げないと面白くないでしょぉ〜。
数えてないけど半分は海外が舞台なのに…どうするんだろ。次回は悠理の誘拐だそうですがはてさて…。

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素朴な質問

今日いきなり、課長(47歳♀)に「腐女子って何?」なる質問を受けた。

もちろん丁寧に説明して差し上げた(笑)。ついでに「貴腐人」も。ラッキー?だったのは今月号のダ・ヴィンチでBLが特集されていたことと、彼女がやっていた「相関ジェネレータ」に受とか攻とか(男性名を複数入れると出てくる)、俺様受とか尽くし攻とかが出てきていたことか。

まずBLからの解説だっだんだけど、難しいよねぇ。とりあえず読んでみないと何とも…。
ちなみに私は好き!ではない。読んだことはあるけど、ストーリーに矛盾を見付けてしまったり、どうにもなご都合主義に苦笑してしまう。元々ファンタジーが苦手なのでしょうがないだろう。

市民権を得つつあるとはいえ、なかなか浸透はしていない模様。
あの方達は書店で手に取ってみたりするのかしらん。爆弾放り込むのって、楽しいなぁ。

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トホホ

今秋も相変わらず、マンガが原作のドラマばっかりだが、今日買った『コーラス』にあの!『有閑倶楽部』のキャストが載ってた。ひっくり返った。

魅録…赤西仁
→主演なんですなぁ。
清四郎…横山裕
→一番びっくりした。嫌いじゃないけど清四郎からはほど遠い…。
美童…田口淳之介
→金髪だよ…無理があるよ…。

悠理…美波
野梨子…香椎由宇
可憐…鈴木えみ
→香椎由宇以外知らない…でもまあ女子は何とかなりそう。

しかし何だこの安っぽさ。制服の似合わないこと×2。8時台のドラマみたいだ。このマンガをドラマ化するなら金に糸目つけちゃいかんだろう。…が、どうだこのキャスト。

ジャニーズばっかりだし。
一条ゆかりが「剣菱百合子は夏木マリがいい」ってリクエストしたがダメだったとのこと。残念。

それにしても何で今ドラマ化なんだろうね。
メンバーの名字問題は解決したのかしらん。

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女の一生

毎日が飛ぶように過ぎていく。やっぱり曜日の感覚はない…。このままなし崩しに夏休みが終わるのは切ない!(と言っても普段とあまり変わらんが)

漫画研究会の活動を活性化させることにする。
今日の一品は…
『キャンディ・キャンディ』(水木杏子原作・いがらしゆみこ画・全8巻)
またもや往年の名作。
昔もらったのだが、当時2・3巻が抜けていた(アンソニーが死んだりアードレー家の養女になったりする重要な部分。しかし小学生だったので新たに2冊買う余裕は無かった…)。かなり後で買い揃えた。

今読んだら相当ドラマチック。昔は「キィー!イライザめぇ!」くらいしか思わなかったのだけど、キャンディって波乱万丈の人生なのね…。
生まれはともかく、アードレー家の養女になったりイギリスの全寮制学校に入ったり、アメリカに戻って看護婦(当時)目指したら第一次世界大戦が始まって、ニールと結婚させられそうになって(笑)…。

しかし何と言ってもテリィとの悲恋でしょう。
「どんなに好きでもどうにもならん事もある」という現実を、キャンディは鼻タレ小学生に教えてくれたのであります。

でもアルバートさんならいいよね…テリィより。と思ってしまう、腹黒い負け犬なのでした。

明日は焼き肉部の活動があります。

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結成

職場で「漫画研究会」が発足した(笑)。
メンバーは三人…青年誌専門と少女漫画専門と節操なしの私。準会員多数。

みなさんストレスたまってるらしく、今日も『エースをねらえ!』を貸してくれとか(明日持って行かねば)、『ハクバノ王子サマ』売ってくれとか(ソッコー売った)、『悪魔の花嫁』持ってないかとか(持ってない…)、色んな依頼?がやって来る。

トリップできるもんな〜やっぱり。
特に昔の少女漫画なんてドラマチックだから…。
貸し借りすると、自分では絶対買わないものが読める。

借りたのは『君に届け』(椎名軽穂著・集英社)。
マーガレットらしいなあ、という作品。ちょっといい話。
めっちゃ面白い!ってわけではないけど、続きが気になる作品。

研究会の活動はまだまだ続く。

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『毎日かあさん4』

…うーん辛い。
本編はもちろんだが、書き下ろし20Pが読みたかった。

鴨ちゃんが亡くなったときのことはAERAでもdandanでも読んだ。でも毎回辛い。
期限つきなのに、子供の成長を見られないのに、穏やかに過ごせるって凄いことだ。

「会えてよかった」
「(依存症のせいで)子供に手をあげることなく、人として死ねることがうれしい」

…よかったね、という気持ちと死んでほしくない気持ちが今でも複雑に絡み合ってしまう。

未だに喪失感がある。

もしかしたらサイバラと同じくらい、影響を受けてたんだと思う。
アジアの現実、世界の現実を知る一端だったんだなあ。
…やっぱりとても悲しい。

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少女漫画界に咲くドクダミの花

家計のうち、書籍に費やすお金があまりに多いことに今更ながら気付いた。
ちょっとは節制しよう、と昔のマンガを引っ張り出して読むことに。

いやーいつ読んでも岡田あーみん面白い。
私のNo.1は…
『こいつら100%伝説』(全3巻)
である。このギャグセンス!「鬼頭オパーリン」にはやっぱり死ぬほど笑わされた。
さすが大阪人だなあ。「いちびり」全開。作者本人もヤケで描いてたんかなあ…でも超越した面白さがある。

ネットを覗くと、『お父さんは心配症』と『ルナティック雑技団』が人気のよう…いや好きだけど。でも作品としてまとまってるからきれいなんだよなー(本来はそうしたもんだろうけど)。
敢えて言うなら漫☆画太郎のような存在か。

休業してるのがかなり残念。
ウワサでは結婚したとかアル中になったとかさくらももことモメた(元夫がらみ)からだとか、様々な憶測が乱れ飛んでいたが、何にしても新作が描かれないのは寂しい。

小学館の八巻さん…会社違うけどもういいでしょう。担当になってください。

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夏の夜に

『コミック幽』(アンソロジー・メディアファクトリー)
雑誌『幽』に掲載されたマンガを集めたもの。秋山亜由子/五十嵐大介/伊藤三巳華/大田垣晴子/押切蓮介/高橋葉介/中山昌亮/波津彬子/花輪和一/魔夜峰央/諸星大二郎…の豪華執筆陣。
ゾクッとするもの、うまいなぁ〜と(当たり前だが)読み込んでしまうもの…いろいろである。

しかし私は「幽霊が見えるという人」の話が好きではない。えてしてそこには特殊な能力を持ったという驕りが見えているから。
自分が検証できないから余計にそう思うのかな。でもひがむほどその力が欲しいわけではないので、やっぱり単に面白くないのだ。

…話を戻して。

大田垣晴子の妖怪話が好い。これはもっと描いてほしいなあ。本来妖怪とはこうなんだろう、という。
あとは「安芸之助の夢」。原作からして大好きなので…。

寝苦しい夜に是非。

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たまたま

何となく『ライアーゲーム』(土曜夜23時過ぎ〜)を観ている。
タイトル通り“ウソツキ合戦”だ。「事務局」から貸し付けられた一億円の持ち金をゲームで取り合う、という。

一回戦はともかく、二回戦から登場人物がやたら増えて、そうでなくても働かない週末の頭がこんがらがってしまう。

いろいろと作戦を立ててゲームに臨むのだが、結構面白い。
ただ、主人公がすぐ泣くから腹立つんだよな〜。バカ正直なのはいいんだけど。
あと伏線があまりにないので(視聴者が見えないところで動くなよ)、こっちが推理できない。流れについていくだけだから何だか自分がバカに思えてしまう。

…そしてこれも原作はマンガだったのね。雰囲気がデスノートっぽいなあ、と思っていたけどやっぱり?ヤンジャン連載中だった。

思わず買ってしまった4冊。マンガの方は三回戦の途中で「続く」。
完結してから買えばよかったよ…。

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海外移住

…というのは憧れるけれど、これ今となってみれば簡単なことではない。一時期「退職したらハワイでコーヒー農園を経営する!」なーんて考えたこともあったが、きっとその頃には日本を離れるのが面倒になっていることだろう(汗)。
退職金も出るんだかどうか定かではないし。

加えて基本的にお味噌汁が好きだから海外で暮らすのは難しいだろう。アメリカの“miso”(ミソスープ、の短縮形)は別物だったしなぁ…。

移住した人の決断を思うと、本当にスゴイ!と思う。
『パリパリ伝説』(かわかみじゅんこ・祥伝社)
もその一つ。
30才でパリに移住→結婚→出産→子育て、のエッセイマンガである。フランスものってよく「フランス大好きな人」が書いててついていけないことが多いがこの作者は違う。
あんまりパリのイメージにそぐわない(失礼)し、典型的フランス人を揶喩していて楽しい。

彼氏(現在はダンナ)がいたから移住したみたいだが、それもすごい勇気だなあと思う。
言葉を覚えて生活して…簡単ではない。憧れだけで突っ走れる年ではなくなった今は余計にそう思う。

友人は旦那(アメリカ人)が就活のために帰国した後そのまま離婚してしまった。結局仕事が問題だったみたい。どっちが悪いという話ではないので、やりきれない。
本気で国境を越えるのは、難しい。

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福来る

アッという間に4月も終わりかけてしまった(汗)。
マンガもほとんど読まずにいたが、ここにきて禁断症状が…

『福助』(伊藤静・講談社)
…少し前に友人が面白いよ、と言っていたのを思いだし購入。
講談社最近がんばってるなぁ、なんて思って読んでみた。
結論。あんまり好みではない。
1巻1話で連作になっているようだ。話自体は少年誌でもいいんじゃないか?という感じ。どこか中途半端で、なんとなく腑に落ちないまま読了。

これなら『万福児』(下吉田本郷・集英社)の方がいいなあ、と思う。タイトルは似ているが内容は全く違うけど…。
コレはもっと売れてもいいのにな。

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『さらいや五葉』

今月号のダ・ウ゛ィンチで絶賛されていたので読んでみた。

時は江戸…気弱なせいで仕官先をクビになった侍が、誘拐専門の賊「五葉」に引き(惹き)込まれて…というお話。
ゆっくり〜と時間が流れていく漫画である。誘拐の手口や経過はほとんど描かれない。

…キャラが立ってて面白い。ゴレンジャー的というか、ジャニーズ的と言おうか。
ストーリーは、あるようなないような。
文学的な感じ。

普段手にとらないジャンルの作品である。

たまにはこういうのもいいなあ。

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レトロなマンガ

明治〜大正〜昭和初期を舞台にした作品がちょこちょこ出てきた。
考証がしっかりされているから面白いし、着物の柄や着こなしを見るのもいい。

まず『雪月花』(松田奈緒子著)。
ブルジョワの家に育った養女二人の波瀾万丈の人生。この作者は人間の業…というか自律と屈折、というようなテーマが多い。何となく太宰治的である。
夫がシンボくん(西原理恵子とよく組んでるフリーの編集者)だというのを最近知って驚いた。

単行本同時収録の『大門パラダイス』も良い。

次にホノボノ系。
『Daddy Long Legs』(勝田文著)
この作者はこれで一皮むけた。現代が舞台のものはどうしても今一つであったが(それでも『あのこにもらった音楽』は好きだが)、『あしながおじさん』を昭和初期に舞台を移してリメイクする…普通に考えたらかなり冒険だ。しかし怖いくらいきちんとまとまっている。
丁寧に丁寧に描いてあるのが伝わってくる。
そして絵柄と話が完全にマッチした、という感じ。

この後もう一作『林檎の樹の下で』も描いている。

しかしこの時代は、戦争と切り離せない。恋人が戦地へ…というベタな展開を避けられないのがツラいところだ。
もっと色々読んでみたいなあ。

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ついに最終回…

『ごくせん』(森本梢子著)
が最終回を迎えた。
まあ同業者だし(もちろん表の稼業ですよ)シチュエーションも面白いし、何よりもホノボノ読める。かなり好きな作品だ。

実際はあれだけ朝からみんな来てる学校ってあるのかな〜?…少なくともウチは違うぞ(汗)。

といった疑問はさて置き、最終回である。

アレレ…かなりアッサリしている。想定内というか。
後日譚を期待していた私。10年後は〜(そう、『研修医なな子』みたいな)という。まあ描くまでもないのかもしれないけれど、メデタシメデタシを見たかったなぁ。
「で?」と『終わり』の文字も目に入らずページをめくってしまった。

番外編(富士のとか…)も期待することにしよう。

ああまた一つ好きなマンガが終わってしまった…(ユパ様風に)。

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民俗学のススメ

日本の性文化というものは時代によって見事に切り分けられている。
…といってもあくまで政府のスローガンだけが正式な記録として残っているのであって、実際のところを知るためには、民俗学のフィールドワークに依らなければならない。

それを元ネタにした漫画が、
『花園メリーゴーランド』(柏木ハルコ著)
である。
自分を変えるため刀を探しに行く中学生が山村で体験する通過儀礼。
してはいけない、と言われることを次々しでかしていく過程はちょっと強引な気もするし、主人公の優柔不断ぶりにイライラするが、それによって否応なしにムラの文化に巻き込まれていく。

夜這い、厄落とし、客人信仰…これらを現代とうまく融合させている。
妙に現代的な父親、奔放な女たち。
主人公だけでなく、ムラに暮らす子どもたちも戸惑いが見える。現代と伝統のアンビバレントが突き付けられる。

同じ赤松啓介の本を元ネタにして現在連載中なのが、
『御石神落とし』(原作:永久保貴一・画:増田剛)
である。
塞の神に取り憑かれた主人公が…民俗学の講義を聞く度にタイムスリップさせられて…という話。
昭和初期だったり、明治だったり弥生初期だったり…まあ掲載誌がヤングアニマルだから結局しちゃうわけなのだが(汗)。

しかし単なるファンタジーというわけでもない。
雑誌の方はどうか知らないが、コミックスには民俗学的見地からの解説つきなのである。
出典がわかって有り難い。

もちろん民俗学ってこういうものばかりではないが、柳田先生言うところの「常民」の暮らしは面白い。
おすすめ。

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『君のいない楽園』

歳時記のようなマンガである。連載開始からもう8年も経つのが信じられない。
登場人物はきちんと年をとっていく。最初小学生だった主人公はあっという間に大学生になった。

作者も書いているけれど、子どもの頃の記憶を追体験できる。
個人的にはこの作品のお陰で、暗黒でイヤ〜な思い出しかなかった中学時代が昇華されたような気がする。
…こうすれば良かった、こうしたかったなあ、という理想と願望が綺麗に綺麗に描かれている。

一部分だけが切り取られているのではない。それが物語にリアリティを与えている。登場人物の成長に伴って、全てが現在に繋がっているということを知らされるからだ。

十萌(主人公)たちの成長に比して我が身は…と振り返ってみるのも一興(笑)。
もう取り返せないけれど、過去の時間に還れる作品である。

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懐かしの少女マンガ

う〜ん、懐かしい。
何がって『花より男子』。ドラマが始まって久々に思い出した。
連載してたのはもう10何年前…私も現役の高校生だった。設定はさすがに「そりゃないだろ〜」とツッコんでいたけど(女子高生日本一決めるやつとか)、気が付けばずっぽりハマっていた。

こないだのドラマ第一話を妹と観ていて盛り上がりまくり。「コイツ実は悪者」とか「そういえば整形しとった!」とか意外と覚えているものなんだなぁ。ま、物語がエラい前半だったせいもあるんだけど。
井上真央も松潤もハマり役。最初のドラマは観ていないから偉そうなことはいえないが(汗)。

あらかたストーリーが分かっているから、これでもか!というすれ違いにイーッ!となったりするのだけれど…何だか観ていて切ないような、ノスタルジーを感じる。
こんなんだったな〜、この頃…みたいな。

ヤバイヤバイ。

しかしそんなにハマっていた花男なのに、コミックスは手元にない。
あまりに連載が長かったので飽きちゃったのだ。20巻くらいまでは読んだけれど、なかなかうまく行かない二人→邪魔が入る→解決→愛を確認、のメビウスの輪。「ドラゴン○ール」のようだった。
こっちは障害のインフレか。

思わず最終巻だけ買って読んだが…これならいつ終わってもいいんじゃん?あんなに続けなくても。
イヤいい終わり方だと思う。続編もありそうで(笑)。コーラスあたりで再開してほしいなあ。

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文庫開設中

これだけ本(マンガ含む)にまみれた暮らしをしていると、みんなにそれなりに知れ渡ってくるものである。

というわけで必然的に貸すことも多くなる。

腹の立つことだが返さない人もたまにいる。大概あまり仲良くない人で、一冊だけ貸した場合に多い。そういう人に返却を迫るのもイヤなので(既に関わりあいたくない)、文芸書なんかはすっかり貸さなくなってしまった。
誰誰が好き、ということも言わない。
まあそこまで本の話が出来る人はなかなかいないけど(そんな暇もない)。

そんな中でよくお座敷がかかるのが、
『ギャラリーフェイク』(細野不二彦・全32巻)と、
『MASTERキートン』(浦沢直樹・全18巻)である。

どちらも割と巻を重ねているし、特に『MASTER〜』の方はどうも絶版になっているらしい。
将来的には手に入らなくなるんだろうか?勿体ない。

さてまたキートンにお呼びがかかった。
出張の支度をしておこう(笑)。

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『蒼天航路』読破

読み出すと止まらず、5時間ノンストップで読了。曹操が主役の『三国志』である。
実は私、こんな職にありながら、まともに三国志を読んだことがない。さほど(というか全く)重要ではない時代のため…というのもあるけど、時々いる「『三国志』だけが好き!」という人を見てると何となく読む気がしなかったというのが正直なところである。

他にも面白い時代は沢山あるし、ここにだけ日本人が固執するのもよくわからない。

しかし大河ドラマみたいで凄い。記録があれば歴史もこうもドラマチックになるものなんだなあ。
主役は曹操だし、安心して読める。逆に劉備がひたすら頼りなくて面白かった。

気になったのが人名。「曹操孟徳」のように名前と字を続けて呼んだり書いたりしていたことだ。
字というのは名前を呼ぶのが恐れ多いから使うものである。続けて…ということはまずない。

途中から減ってはいるけど(人物紹介のところも直っている)、字を使うとワケわからなくなるからだろうか。

これが100%真実だと思って読む子もいるから、ストーリーはともかくこういうところはきちんとしてほしい。別に『三国志』に限ったことではないけれど。

そういえば、チベットへのトランジットで成都に寄ったとき、武候祠(劉備の墓がある)に行ったことがある。もうちょっと色々見てくれば良かったかな…。

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ボルジア家の毒薬

『チェーザレ』(惣領冬実著・刊行中)
をたまたま見付けて購入。タイトル通り舞台はルネサンス期のイタリア、主人公はチェーザレ=ボルジア。
当時の建築や服装を細かく再現している。さすが青年誌ですな。用語解説も充実しているし。
特にシスティナ礼拝堂(「最後の審判」が描かれる前 )にはたまげた。
ずっと都市だったところは、歴史が上書き保存され続けているから考証だけで大変である。

チェーザレ=ボルジアは教科書に出てこない。ルネサンスは絵画とメディチ家くらいで終わってしまう(大航海時代や宗教改革にすぐ流れる)。
面白い時代なのに。

『バビロンまで何マイル?』(川原泉著・白泉社文庫)
も良い。
というかカーラ教授の作品だから、緻密でないわけがない。

でもまあ全く別物ですが。
『龍』が終わってから久々の歴史モノヒット。

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歴史マンガ〜現代編〜

今日は同僚から『蒼天航路』全巻を借りた。
てっきり文庫かと思いきや通常判(?)…ともあれ連休中の楽しみが出来た!

…しかし何故この職に就いたかというと、世の中というものを色々な側面から見ることが出来るからかもしれない。
歴史、政治、経済…実際はそんなことは全仕事の極々一部でしかないが。

そのきっかけとなったのは『パタリロ!』(魔夜峰央著・刊行中)である。
冷戦下の力関係や外交をなんとなく小学生に刷りこんだ功績は大きい(笑)。
MI6やKGBを知ってる小学生なんて、今考えれば生意気だが。

『MASTERキートン』(浦沢直樹著・全18巻)はもうマイベストである。
ネタも多岐にわたり、考古学と現代国際政治(冷戦下だが)が不思議にマッチしている。

「明確な敵」って分かりやすい。
今の利害が絡み付いたアジアや、混沌とした世界情勢(イスラエルに行けなかった…)を見ていると、特にそう思う。

もしかして、私(日本人)が自由に海外に行ける時代って、そう長くないのかも知れないなあ、と思ったりする。

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オペラを予習

『マンガ 名作オペラ5 蝶々夫人』(里中満智子著)
が届いたので早速読破。…と言っても短編でダイジェスト(っぽい)だからやっつけるのも早い早い。

だいたい知っていたあらすじと同じ(当たり前)だが、ラストが「え〜そんな死に方すんの?」とちょっと衝撃的だった。

同時収録が『トゥーランドット』と『ラ・ボエーム』で、こちらはロクにストーリーも知らなかったのでふんふん、という感じ。
荒川静香効果で一躍有名になった『トゥーランドット』を観てみたいなあ。悲恋じゃないし。

ネックは価格。ハードカバーで\1400もする。せめて半分くらいならいろいろ読んでみたいのに…。

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一匹狼特集

昨日の「俺様」に引き続き、今日のテーマは「一匹狼」。

◇間黒男『ブラック・ジャック』
忘れもしない小学二年生の頃、偶然コミックスを見付けた(多分叔父の)。物凄い衝撃を受けた。
「恐怖コミックス」とカテゴライズされていたくらいである。リアルな手術シーン、見たことも聞いたこともない「シャムの双子」や公害病…。
何度も何度も読んだ。手術シーンはトラウマにもなったけど(笑)。
ちなみに初めて大人買いしたのもこの作品。昔は二冊しかなかったから、買ったときには言いようのない充足感があった。

◇藤田玲司『ギャラリーフェイク』
同業者から薦められて、結局全部買ってしまった作品。
『ゼロ』より断然こっちが好き。

◇アッシュ=リンクス『BANANA FISH』
これを読んだせいでNYに行っちゃったんだよな。市立図書館にも自然史博物館にも行った。

◇安倍晴明『陰陽師』
正直に書きます。最後意味分かりません。

◇ラオウ『北斗の拳』
この人は俺様でもいいな。

私的に「一匹狼」の条件は「孤独」かな。あと、類希なる能力をもっていること。ピノコやサラは側にいても、その道?で助けになるわけじゃない。俺様は誰かいないと威張れないし。

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俺様

私は「俺様な男」に弱い(笑)。実際付き合うとすぐ嫌気がさすのだけれど…(汗)。嗜好が子供なのだなぁ。

というわけで、私を虜にした活字の中の俺様たちを数えてみた。

◇菊正宗清四郎『有閑倶楽部』
冷静沈着、頭脳明晰…この人がメロメロになるところを見てみたい。
小学生の頃から清四郎派。

◇ベジータ『ドラゴンボール』
最初はどうでもよかったけど、ブルマと子供を作っちゃったあたりから好きになったなあ。
自爆(!)するところと悟空がNo.1だと認めるところはいいですねえ。
余談であるがブルマの生き方は羨ましい。

…『のだめ』の千秋、『八雲立つ』の闇己、『花男』の道明寺、『プラ・プリ』のウィル…「俺様」だけなら他にもいっぱいいるけれど、好きなタイプはと言われたらこの二人。
他と何が違うんだろう。

こうして見ると、要するに私は「弱っている俺様」が好きなのだ…歪んでるなあ(汗)。

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『ドラゴンボール』

全42巻のうち、後半半分くらいを読み返した。
妹のとこでCSを観たのがきっかけである。

後半もやっぱ面白い。
「強さのインフレ」状態だけど…。ま、前半と後半は別物ですが。
改めて読むと、悟飯がズルイ。潜在能力は悟空より上だと言われながらあんまり修行もせず、その能力はナメック星の最長老や界王神様に引き出してもらっている。
…でも、活躍の場があんまりない。
オイシイところは悟空がみんな持って行ってしまう(死んでても)。

この世界観て本当に凄い。リンクしてどんどん思い付くのだろうか。
すでに一つの宗教みたいだ。魔神ブウなんて神話の域だし…。
美術の先生(漫画好き)が「絵は描けても話が作れない」と言っていた。週刊連載でこれだけのレベルを維持し続けるとは(しかも不本意だったにせよ)凄すぎだなあ。

あの時代のジャンプを読んでてよかったなあ。

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メロドラマ〜

『砂の城』(一条ゆかり著・集英社文庫全4巻)
…濃い。とにかく濃い。作者もあとがきに書いてるが、コテコテのメロドラマである。
不慮の事故、記憶喪失、身分の差、強力なライバル…ありとあらゆる障害がわんさか出てくる。

そのドロドロがたったの4巻にまとまっているのが凄い。
昔の漫画って展開が早いから好きだなあ。
昼メロになるはずである(見てないけど)。

連載開始が1977年、それもりぼんでというのが驚き。私が読んでいた頃でもこんな大人っぽい作品はなかった。
ずっと読んでたら気が滅入りそうだけど。

ちなみに、私もナタリーは嫌い(というか理解できん…)。

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女帝エカテリーナ

山口智子ノリノリである(笑)。走るは喋りまくるわ歌うわ。
相変わらずとても綺麗。スタイル抜群で、服のセンスも独特で(黄緑の番傘にやられた)…存在感あるなあ。

池田理代子の『女帝エカテリーナ』(全3巻)を初めて読んだのはもう10年くらい前だろうか。
歴史を忠実に追った話で、ベルばらよりも好きかも。

でもこの人教科書にはほとんど登場しないのが残念である。
近代日本は(西ヨーロッパも)、ロシアとの関係が欠かせないのに、もう少しそのバックボーンを知っておくべきじゃないかと思うのだけれど。

世界史を教えるときにいつも感じるジレンマだ。

しかしロシアは夏でも涼しそう…。

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この頃流行りの…

最近増えた設定に、「30代独身と子供(未就学)」がある。
バリバリ仕事をこなす主人公が、ひょんなことから子供と同居することに…というもの。

今一番面白いのは『キャリア こぎつね きんのもり』(石井まゆみ著・刊行中)
かな。

それから『うさぎドロップ』(宇仁田ゆみ著・刊行中)。この主人公は男だけれど(だけに)、けっこうリアル。

こないだの『YOU』で連載が始まった『ピュアメイプルパンケーキ』(塩森恵子著)。

このジャンルの元祖?『ニコニコ日記』(小沢真理著・全6巻)もある。これはちょっと地味な感じ。

…結婚していない30代独身女でも「子供」には敏感である。そこが唯一ウイークポイントと言っても良い。
かくいう私も、嫁は嫌だが子供は育ててみたい気がするもの。

マンガのネタって本当に世相をよく映している。新しい少子化担当大臣には是非読んでみていただきたい。

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王道ラブコメ

最近マンガネタばかりになってきたな…。

コテコテの少女漫画はあんまり得意じゃないけれど、それでもはまってしまうものがある。

『天使なんかじゃない』(矢沢あい著・全8巻)
これはもう中・高のバイブル。
何もかも理想、だった。
設定も、ストーリーも、服のセンスも。
連載が終わったので『りぼん』を買うのをやめたような気がする。
『NANA』も読んでるけど断然こっちが好き。でも当時がフラッシュバックされてちょっと恥ずかしくなる。
『花より男子』(神尾葉子著・全36巻)
前半は滅茶苦茶ハマって読んだけれど、途中からアレレ…?となって挫折。
半分くらいでうまく終わっていればもっとよかったかな?
連載を引っ張りすぎたら失敗するという集英社のパターンになっている。ちょっともったいない。

『プライベート・プリンス』(円城寺マキ著・刊行中)
何気なく買った『プチコミ』で現在も連載中。
ストーリーはコテコテ。絶対ありえない設定なんだけど現実からトリップできる。
高校生だったら読まなかったかもしれない。今だから面白いのかなぁ。

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『不思議な少年』

1巻を買って読んだ。
かなり読みごたえアリ。もう1、2冊買えばよかった…。

第三話が好きだなぁ。

読んでまず思い浮かんだのは高橋葉介。それから木原敏江の『夢の碑』シリーズ。

でも『不思議な〜』は制約なし。色々なパターンの話があって、時代も国も超えている。
それが毎回楽しい。

何時の世も人間というものは変わらないんだなあ、と感じとれる。
これは倫理の教材にいいんじゃないだろうか。印刷するには長いけど…(汗)。

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歴史マンガ〜近代編〜

仕事柄、歴史を扱ったマンガに弱い。
それも近現代。

最近『龍-RON-』(村上もとか著・全42巻)が終わってかなり寂しい。
途中から話がどんどん広がっていって、どうなることやらと思っていたけれど、キレイにまとまっている。
欲を言うと小鈴をもう少し書いてほしかった。
太平洋戦争の終結と共にメインストーリー自体も終わっている。本当に苦労したのはそれからのはずだから。
…ラストは意外だった。この間行ったよここ…。

もう一つ、『日露戦争物語』(江川達也著・刊行中)。
ちょっと惰性で買っている。先日19巻が出たように思うが、まだ日清戦争をやっているから。
…面白いんだけど。

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「しぶちん」は「ケチ」にあらず

『しぶちん京都』(グレゴリ青山著)
関西の言い回しだと思うが、「しまつ」という言葉がある。無駄なものは買わない、使えるものはとことん使う…というようなときに使う。
これは「ケチ」とはちょっと違う。お金を出すときには出す。いざというときにケチる関西人は少ないだろう(高いものを選んで値切ることはあるかと。でも最初から安もんは買いません)。
そのための「しまつ」なのだ。

久々の新作、観光だけでは見えない京都人の人間臭さがとても面白い。
次に京都を訪れたときには、ちょっとマニアックなヨロコビを見付けてしまいそうだ。

そしてまた面白い居酒屋を見つけた。
http://www.hotpepper.jp/s/H000019628/top.html
何が面白いって、メニューに「マンガ肉」があること。「ギャートルズ」に出てきたような肉を食べさせてくれるらしい(ちなみに「マンガ盛り」というゴハンもある)。

百万遍という立地からかお値段もお手頃。
紅葉の頃、一泊で行ってみようかな。

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残念な話(1)

さくらももこを読まなくなる日が来るなんて、考えられなかった。
でもそうなってからはや五年くらい経つ。

『ちびまる子ちゃん』の連載が始まったときはりぼんが楽しみだった。(あの頃のマイフェイバリットはまる子と『お父さんは心配性』と『有閑倶楽部』)
『もものかんづめ』が出たときは暗記するほど読んだ。

分岐点はどこだっただろう。

文体が変わったな、と感じたのは『ももこの話』。冒頭で離婚の報告があった本だ。その他にもヘビースモーカーであることをカミングアウトしたり…文章が荒くなった。

その後から、自分だけでなく周囲の人(編集者や息子)がどうしたこうした、という話が多くなっていく。

特に私は息子の話が駄目だった。
情報を共有できていないのに、つまり息子がどんな子か知らないのに(名前や写真などは一切公開していない)可愛いとか微笑ましいとは思えなかった。

息子のワガママっぷりやさくらももこの溺愛っぷりにも驚いたが、何よりもこんな内輪の話を書いて、売れると思っているのかという疑問が湧いた。

推測でしかないが、元担当だった元夫はその辺を巧くコントロールしていたのだろう。

離婚してからはタガが外れたように見える。

…書ききれないので明日に続く。

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『いけちゃんとぼく』

私にも「いけちゃん」はいた。
もうそれを思い出すのも難しいけれど、そうでないと、小さいころあんなに一人遊びができていたなんてことの説明がつかない。

西原理恵子の新作。

どれを読んでも、失ってしまった、今では手に入らないものを思って切なくなる。それをいとおしむ気持ちがあふれてくる。

「ひゃくうみでもだいじょうぶ」と「ぼくにてがみ」が好きだ。

サイバラは『ぼくんち』で描いたような自分の生い立ちを、世界中で目にしたんだろう。

また高知という場所も民俗学的に興味深い。
民間信仰や妖怪(のようなもの…名前はないけれど絶対に暗闇に何かいた、その「何か」)を感じとることが当たり前である世界。

…凄く楽しいことを私たちは捨ててしまっているんだなあ。

人間が生きているこの世界と、そのほんのひと欠片の「村」。一見して何の共通点も持たない二者が融合している。
それが絶妙なのだ。

読み返すほど、色々な見方ができる。

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再読(2)

激務の疲れもやっと取れたような気がするが、天気も悪いので家でダラダラ読書することにする。

今日読み返したのは『きみはペット』(小川彌生著・全14巻)。

主人公の仕事っぷりが好きだなあ。服のセンスもいい。
私も働く女子。こんなにバリバリやりたいといつも思う。

しかし実際モモがいたらどうだろう…ウチの破滅的な散らかりようではペットも死に絶えるに違いない。

一人暮らしを始めて6年ほどになる。洗濯や洗い物はキチキチやるが、料理は(好きだけれど)めったにしない。
何回も同じものを食べるのが嫌なのと、やっぱり誰か食べてくれないと作る気がしないのと。

私としては、片付けをしてくれるペットがいたら言うことなしだ。
そうすれば、残業ばかりということもなくなるだろう(独身女はいろいろ仕事を振られることが多い)。

色々妄想が膨らんでしまうのもこの作品の力。

明日からまた頑張って働こう。

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再読(1)

活字にしたら気になって、『八雲立つ』(樹なつみ著・全18巻)を読み返している。

やっぱり面白い。この時ちょうど民俗学にハマりかけていたというのもあって、出雲関連の本も何冊か読んでいた。

古代史編も好きだ。こちらは本編の登場人物たちの先祖の話。神話に出てくる神様だったりして楽しい。

元々ファンタジーが苦手である。活字だと上手く想像出来ないし「それは無理やろ〜」とすぐ思ってしまう。
…読む資格ナシだ。

だから現代編は私にとって厳しいところがある。しかし古代編なら何でもアリだろうと(ただの我儘か…)。
それにしても白泉社のストライクゾーンの広さには感動すら覚える。

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続編

ここ何年か、続編ブーム?だ。『リンかけ2』『キン肉マン』『蒼天の拳』『Angel Heart』…ジャンプ黄金期の作品が多い。

あの頃(20年くらい前だ)の読者をもう一度、と続編を青年誌で…というパターンだ。

ふと懐かしくなって『曉!男塾』を買ってみた。『魁〜』の連載当時は次々規模が大きくなっていく戦いをワケが分からなくなりながら読んでいた。何しろ16人対16人で戦われた日にはもう何ヵ月もかかってしまうのである。

もちろん民明書房の実在を信じて疑わなかったし。

ギャグも結構好きだった。
一号生筆頭剣桃太郎の息子、獅子丸が主人公だが、最初に『魁〜』の主要人物が登場する。

伊達臣人や富樫、飛燕・雷電・月光、大豪院邪鬼…名前がうろ覚えなのが悔しい。

とにかく大爆笑。一巻だけだがかなり満足した。

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乱読気味

8月はあっという間に過ぎていく。出張ばかりでバタバタだ。まとまった「夏休み」の取れる人が羨ましいなあ。

煮詰まってきたら本屋に通ってしまう。財布の中身も考えず、買いあさってしまうのだ。

こんな時に重厚な作品を読むわけはなく(まあ普段からそんなのは読まないけど)、軽〜く読めるマンガばかりを買ってしまう。

ちなみに昨日は『月館の殺人(下)』と『サプリ(1)』。
『月館〜』はブックオフで上巻を手に入れて一気に読んだ。
普段からミステリーは全く読まないが、佐々木倫子ということで。
…一気に読んで大正解。面白かったけれど、少し消化不良のところもある。活字に慣れてしまっているからだろうか?…そしてちょっと殺しすぎかも…?
しかし丁寧な丁寧な作品。設定も面白かった。

『サプリ』は月9を2〜3回見て。ドラマは大コケらしいが原作は何と言っても高い! 一冊\980もする。

内容的には…面白くないわけじゃないけれど、「私」にとってリアルじゃない。
私も「働く女」だけれど、周囲はあんなにイケメンばかりじゃないもんなぁ。
そしてあんなにオシャレじゃない。何もかも。

昔必死に見ていた『エクボ堂』(原宿の店なんかを紹介していたTV)をふと思い出した。
全く想像のつかない世界を必死に覗こうとしているみたいだった。

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