『月の涙とアルゼンチン』

『月の涙とアルゼンチン』
(竹内佐知子著・川辺書林)

夫の転職でアルゼンチンに移住した家族のノンフィクション。
移民の話を読んでみたかったのだが、ブラジル以外のを見かけないのよね…。

出会いから結婚、移住までの章、ブエノスアイレスやイグアス、パタゴニアなどなどアルゼンチン紹介ともいえる章もある。

駐在員ではなく「移民」としての普通の生活が描かれている。
うーん、と思ったのは言葉。小さいお子さんを連れての引っ越し、二人目はアルゼンチンで出産ということもあるのだろうけど、何年も住んでいながら「不自由だ」ということ。
積極的な語学留学であっても休み時間には日本語でしゃべってしまいがちだったことを思い出した。

最終章で怒濤のように色々なことが起こる。何となく予想できたけど旦那さんの急死、それによって広がる世界が何だか皮肉な気がする。

もう少し後日談を読みたいなあ、と思った。前半の緻密さに比べたらあまりにアッサリで…。

でも一気に読んでしまった。読みごたえアリ。

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改訂版

改訂版
『地球の歩き方・イスラエル』(2009〜2010版)
さしあたって用はないけれど、7年ぶりの改訂なので思わず購入。

中身はそんなに変わってないけど、ゴラン高原の記事がゴッソリ抜け落ちてる!
私が行った、シリアとの国境は一体何ていうとこ?(聞いたんだろうけど覚えてないし)

あと!
エン・ゲティのパブリックビーチ、泥あるよー!

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希少本

たぶん…いや絶対、私の持ってる本の中で一番高い。

『地球の歩き方 イスラエル 2002〜2003版』。

Amazonの中古で何と、\32,000の値がついていた。

驚いた。
これ以降改訂されてないから無理もないかも知れないが、それにしてもエライ跳ね上がりようである。
イスラエルはあまりガイドブックがない。観光立国だし日本人好きそうなのになあ…。
歩き方かロンプラ(日本語版はナシ)、旅名人ブックスくらいだ(これは実用的ではない感じ)。

しかし7年前のはいくら何でも古いので、今日もロンプラを読もう…。

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世界のお隣さん…?

『新ニューヨーク・ネイバーズ』(中尊寺ゆつこ・講談社)

…セレブになりたかったんだね、この人。
もともとNYに行く前に、読んでみっか、と思って買ったんだけど…あまり、というか全く、役には立たなかった。
出てくる店は「セレブ御用達」みたいなとこばっかりだし、友達とどーしたこーした、と言われても…いきなり登場した人なんて性格もわからんしはっきり言って面白くない。
そして強烈な上昇志向を感じるねぇ。「お金は持ってるのよ!あとは名声だけ!」っていう。有名人とオトモダチになって私も世界的な有名人〜♪を狙ったようだ。

で、世界のセレブの流行りを追ってみた(ように見える)のが、

『アフリカン・ネイバーズ』(中尊寺ゆつこ・木楽舎)
確かにアフリカが流行ってる時期ってあった!(笑)
今はブラピ夫妻がナミビアで出産した、とかイギリスの王子の恋人がケニア人だとか…。

グローバリズムまで語っております。でもリアルじゃないんだよな。地に足がついてないというか。そりゃまあ一介の旅行者なんだししょうがないのかも知れないけど、その意味ではセレブっぽい(笑)。

上から目線が気になった二冊でした。

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旅のお供

今回持っていったのは次の通り。

『本などいらない草原暮らし』(椎名誠著・角川文庫)…いつものエッセイ。でも角川のって字が小さくて少し読みづらい。

『大阪弁の秘密』(わかぎゑふ著・講談社文庫)
…類書は沢山あるが、普段自分が似たような言葉を喋っているため読んでて楽しい。
関西圏以外の人にも売れるのかなぁ?大きなお世話ですが。

『オケマン大都市交響詩』(茂木大輔著・中公文庫)
…『のだめ』効果で読んでみた。面白い。歯切れの良い文章と(一人称が「おれ」なのも一因だろう)、今までさして興味のなかったヨーロッパ・音楽漬けの暮らし。

中欧はプラハしかでてこないけど、同じヨーロッパなので何だか親近感が湧く。
読んだら、元気がでた。

でも昔に比べて本を読まなくなってきた。飛行機にパーソナルテレビが付いたのが大きいかな。

欲を言うと、映画の大体の時間が判ればいい。
今回観たのは「マイアミ・バイス」と「カーズ」。

閑話休題。

最近本の新規開拓が減った。旅本も…。

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計画中

仕事から帰ってきてすぐに旅の計画に取り掛かる。何をそんなに…と思われるかもしれないが、何せ日にちが少ない。効率よく動かなければ!
去年のブータンとはわけが違う(全行程ガイド&ドライバー&食事つき)のだ。。

『チェコへ行こう!』(すげさわかよ著)
を遂に購入。\1400と少々高いが女性の、しかも同世代の書いたものなのでいいなぁ〜ここ、という記述が多い。
お土産を買うのにとても参考になる。絵本は盲点だった。

チェコだけに行くならこの本を持って行っても楽しいかも。

私はというとネットの情報をプリントアウトしたものばかりで…間違って途中で捨てないか心配…。

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旅する本

ちょっと昼寝のつもりが、気付けばこの時間…(汗)。
どうしても起きられなかった…トホホ。

さて、旅に持っていく本をぼちぼち考えなくてはいけない。
ガイドブックとは別に、いつも3〜4冊は用意する。夜が暇だから。

効率(?)を考えると当然文庫本。しかも郷愁をそそるものであってはいけない。
人生を考えさせるものも危険だ。

だいたいはその近辺に出た新刊のエッセイを選ぶ。話題になったものなんかも買ってみる。
小説はあまり入り込めないから持っていかなくなった。旅先が舞台だとまた違うのかもしれないが、旅行自体が非日常だから、小説は疲れてしまうのだ。
そしていくら旅先が舞台となっていても、読みにくいものは却下。サクサク読めるものが一番である。

そして買ったらグッと我慢して読まずに荷物の中へ。これが毎回苦行である(笑)。

毎年冬に旅行するので、その時期に発売される本も似ている。
毎回必ず出場するのは椎名誠。赤マントのエッセイが多い。
今回はわかぎゑふの新刊も同行予定。

ちなみに、絶対に持っていかないのは東海林さだおである(笑)。

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ハワイ本

旅行も好きだが、旅本も大好きである。
次の行き先を決めるきっかけにもなったりするのでよく買う。

今回妹に提供したのは次の通り。

『はじめてのハワイ』(杉浦さやか著)
オアフ島とハワイ島の旅日記。食べ物やホテルの紹介だけでなく、著者の好きなレトロな雑貨の情報もたくさん。
ホテルも五つ星からB&Bまで幅広い。最も「ロコ」な一冊。

『リゾート行かされまくり』(宇野亜由美著)
絶対オススメの一冊。文字通り「行かされ」てるので期待や感動とは無縁。文句ばかり書いてるように見えるが、そのコメントは常に真実である。
舞い上がった自分をクールダウンできる本だ。とにかく面白い。カメラマンが勝谷誠彦、バンコク編に橋田信介が登場するのも凄い。

『ハワイで大の字』(小栗左多里著)
ハワイで買い物以外に何かしたいと考える人には適した一冊。

『世界あっちこっちめぐり』(さくらももこ著)
最近バブリーな言動が鼻につき、まったく読まなくなったが、この本がその分岐点のようにも思う。
全てファーストクラスでガイドつき。旅行じゃないように思えるが…。
妹が泊まりたいハレクラニの情報があったため。

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私をNYに誘った本〜実践編〜

『おしゃべりニューヨーク』
NYへ移住した作者(現在は日本在住)の英語エッセイマンガ。
移住のHow toはもちろん学校では学べない「生活英語」がたっぷり詰まっている。
今も愛読している本。連載が終わってしまったのが非常に残念だ。

『夢で逢えたら 特別編』本ではないけれど…。
番組から野沢直子が降板した! その後野沢はNYでサルになって踊っているらしい! 会いに行こう! という企画だった。
実際には濱ちゃん・内村・南原・清水ミチコがNYを訪れ、松ちゃんは東京でコントを作っていた。

…これがめちゃめちゃ面白かったのだ。

NYに着いた一行は二手に別れ、雑誌の写真(ワシントンスクエアで踊っている野沢直子)を頼りに野沢を探す。
動いているのは濱田・内村ペア。南原・清水ペアは馬車に乗ったりリモに乗ったりして観光を満喫。

ニューヨーカーにビビりまくっている濱ちゃんは見物。彼のこんな姿は今では絶対見られない。
内村の「濱田組だっつーから安心してたのに…」という言葉が印象的だ。

歴代の名作コントも挟みつつの二時間だった。

番組自体ももちろんだが、ドキュメンタリー(?)としても秀逸。
生活を感じることができたのだ。
それまでは「点」だったものが「線」になった。単なる憧れでしかなかったものが急に現実となって目の前に現れた…そんな気がした。

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私をNYに誘った本〜憧憬編〜

『BANANA FISH』
言わずと知れたNYマンガの金字塔。NYという街が話を更に膨らませて盛り上げている。

ラストも好きだ。
こんなリアルな作品はそうあるものではない。実話だけが真実味を帯びるわけではないことを知った一作である。

『CIPHER』
この作者のテーマは「克服」であると思う。
主人公は誰もが持っている自分の中の壁を見つけ、それを越えることを命題とする。

NYは象徴的に描かれているが、何よりも高校生(ちょっと特殊だけど)のスクールライフに憧れた。

『ダンシング・ゼネレーション』『NYバード』
先輩に貰って読んだ。自分では手にとらないジャンル(ダンス!)のものだけど、NYの街の絶賛ぶりが凄い。
ちょっとご都合主義なところがあるけれど(特にラスト…)。

…マンガでもエッセイでも、NYが舞台となったものを読むのは面白い。

単なる観光都市じゃなく、普通に人が生活している中に混ぜてもらえそうだと思ってしまう。
誰でも住人になれたような気になってしまう。

実際に訪れてみても、移民が多いせいか、英語をさほど話せなくても何とかなってしまう。

実際はけっこう遠いのに、とても近い街に感じるのはそのせいだろう。

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